2023/05/07 18:30




カー消し相撲

日本文具スポーツ協会(JSSA)は、70年代に日本全国の主に中学生前後の世代間で流行したスーパーカー消しゴム飛ばしのアナログ遊びを現代版にリメイクし、日本の伝統的な文化である、文房具遊び、畳、相撲などの特徴を組み合わせた新しいアナログスポーツを世界に向けて発信することで、家族の絆や世界平和を取り戻すための活動を行っています。


 

目的

       日本とイタリアの文化交流

       日本の独特の文化(文房具で遊ぶなど)を世界に発信し、国境を越えて交流する

       若い世代にクルマの美しさや楽しさを広める

       クルマの美しいデザインやもの作りの良さを認識してもらう

       アナログの遊びの面白さや楽しさを知ってもらいスマホ依存症を緩和する、またはスマホで分断されている家族団欒の復活

       コロナ禍でのコミュニケーション不足を補いコミュニケーションを促進する

       電気を使わないアナログゲームで災害や紛争など避難状態におかれた場所でも一時の安らぎ

       大人と子ども、性別の違い、人種の違い、障害の有無、場所を選ばないなど、様々な条件の違う人々がハンディなしで真剣勝負できるスポーツ

 

スーパーカー消しゴムとは

       1970年代後半に日本全国で一大ムーブメントを起こした、スーパーカーブームの中の一つのアイテムとして、当時おもちゃ屋で置いてあるガシャポンマシンのグッズの一つです。

       スーパーカーのメーカーである、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェなど様々なスポーツカーの形状を3㎝くらいのゴム製で販売されました。(この製品の総称はスーパーカー消しゴムですが、実際は消しゴムではなくゴム製でした)

       消しゴムという名前がついていたことから、おもちゃではなく文房具として、これらを学校に持っていくことができたことで、教室の机の上で、プッシュ型ボールペン(BOXY)で弾く遊びが流行しました。

 

カー消し相撲について

       2019年からGGFT株式会社が開発販売をしている超精密スーパーカー消しゴムと消しゴム弾き専用のブースターペンを使用して、テーブルの上に置いた50㎝四方の畳座卓を土俵として、二人で相撲のようなルールで対決するアナログスポーツ

       ブースターペンを使って相手の消しゴムを土俵から落とすか、倒せば勝利の単純競技

       力の弱い小さな子どもでも、車いすを利用する障害者でも参加でき、指先だけで行う競技

       土俵の前後に縁があることで消しゴムが簡単には落下しない(※相撲のように“のこった”がある)

 

カー消し相撲 消しゴムの特徴

       相撲のように東(緑色)と西(赤色)の陣営に分かれます。

       東の陣営が使う消しゴムは、日本のはたらくクルマ(ダンプカー、消防車など)を精密に再現した日本のスーパーカー消しゴム。

       西の陣営が使う消しゴムは、イタリアのハイパフォーマンスカー(ランボルギーニ、マセラティなど)を精密に再現したイタリアンスーパーカー消しゴム。

       どちらの陣営の消しゴムも車種により特徴があり(軽いが遠くまで届く、重いが相手を弾く力が強いなど)その中でも強い順に番付表がある。

       対戦する消しゴムの車種は、ランダムとなり対戦直前までどの車種で対戦するかわかりません。

 

カー消し相撲 ルール

       相手の消しゴムを土俵から落とすか、倒せば勝ち

       1回の試合の制限時間は2分、それを3回対戦し先に2勝した方が勝ち

       ブースターペンで消しゴムを弾く順番は、交互に1回ずつ

       プレイの順番を決定するのは、くじ引き(2本のお箸からどちらかを引いて、お箸に赤いマークがついている方が選択できる)

       制限時間内に決着しない場合は、決着がつくまで(くじ引きで赤いマークを引いた方から)交互に2回連続で消しゴムを弾き合う

 

カー消し相撲 ブースターペンの特徴

       ブースターペンは、12気筒エンジンと変速ギア、マフラーを組み合わせたデザイン

       弾く強さは、強い(ギア4)と弱い(ギア3)の2種類から選択

       弾いて相手の消しゴムに触らなかった場合はペナルティ(※次の相手の攻撃が、2回連続になる)